高濃度フッ素入り歯みがき剤。
新発売の高濃度フッ素入り歯みがき剤。
先月8月中旬に発売になってすぐメーカーさんに届けていただきました。
歯の質を強くして、むし歯になりにくくする「フッ素」。
みなさんに広く知られていますね。
では、従来から日本で販売されているフッ素入り歯みがき剤は濃度がそれほど高くはなかったというのはご存じでしたでしょうか?フッ素濃度はppmという単位を使いますが、欧米では1,000ppm〜1,500ppmの歯みがき剤が一般的であるなか、日本においては上限が1,000ppmに設定されていたのです。それがここにきて今年2017年3月、厚生労働省がその上限1,500ppmまで引き上げたのです。
これで予防歯科先進である欧米並みの「むし歯予防」がしやすくなります。逆にこれで日本のフッ素は濃度が低いからむし歯ができやすくても仕方がないという言い訳ができなくなりますね(笑)
高濃度のフッ化物配合薬用歯みがきが販売されるにあたり、その注意表示として
① 「6歳未満の子供への使用は控える」旨を表示する
② 「6歳未満の子供の手の届かない所に保管する」旨を表示する
③ 濃度を直接容器などに記載する
④ 内容物が10g以下の場合、②を省略することができる
などの基準が設けられる。
・・・とのこと。
6歳未満の小さなお子さんへは高濃度は使用せず従来通りの1,000ppm以下にすべき、ということですね。
受付にてお取り扱いしておりますので、興味を持たれた方は一度お声かけください。
詳しい説明をさせていただきます…。
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